映像 脳の認識能力の高さとあいまいさ
脳の認識能力の高さとあいまいさ
ロールシャッハ・テストという心理学的検査をご存じでしょうか?
インクのシミが偶然落ちただけの絵を見て、何が書いているか答える有名なテストです。
例えば以下の絵は何に見えますか?
(目をつぶってアプリで適当に書きました。触覚と羽があるからセミ???)
このように我々の脳は勝手に物事を補完して、想像します。似たような現象は他にもあります。
A CDEFなら「B」だし、10, 11, 12, なら「13」に見えます。(文脈効果)
目と口になる三点があると「顔」を認識してしまう。(シミュラクラ現象)
さしいょ と さいごの もさじが あいてっれば じばんゅん は めくちちゃゃ でも よまめすよね。(タイポグリセミア)
探せば、デザインや動画作成に役立ちそうなアイデアがもっと出てきそうです。
ちなみに以前亡くなった宗教の創始者の映像制作を正面と横顔の写真から3DCGで制作させて頂きました。復元です。
しかし信徒様達はいろいろな顔で覚えておられましたので本物は作れませんでした。
つまり脳がどのように覚えるかは見た人の数だけあります。
これを意味する熟語も多すぎて書けません。
色も見え方違います。
https://vision-world.biz/staffblog/color-3/
映像制作は動画のワールド
https://vision-world.biz/