私たちはなぜホラー映画を見るのか
私たちはなぜホラー映画を見るのか
ドキドキしながら、怖い映画を見る。休日の素晴らしい過ごし方のひとつですね。
私は怖がりなのですが、ホラー映画はつい見てしまいます。
そもそもなんで、わざわざ不安を感じる行為を楽しんでいるのでしょうか?
恐怖というのは強い感情ですから、まるでそこに本当に殺人鬼がいるように物語がリアルに感じられます。
一つの説には、ストレスとの関係が挙げられます。人間は危険を察知すると脳深くにある扁桃体から視床下部に信号が送られます。視床下部は生体反応の司令塔のようなもので、アドレナリンなどのホルモンを通して、身体にエネルギーを供給し危険に対応できるようにします(いわゆるfight-or-flightですが、これを闘争・逃走反応と訳したのは天才的ですね)。そして危険が去った後、体を落ち着かせる「休息と消化」の反応を促進します。
(アトラス:Visible Bodyより)
ストレスは一般的に悪者あつかいされることが多いですが、適度なストレスは休息とセットで体に必要なものです。これからも安心して恐怖を感じられますね。
※映像制作の中でも怖さ(恐怖・高い山)などを入れることでクオリティをあげております。
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