動画制作はフリーランスと動画制作会社どちらに依頼したほうが良い?2
フリーランスへ依頼するメリット
次に、フリーランスへ動画を依頼するメリットを見ていきましょう。
■安い料金で依頼できる
フリーランスの場合は個人で作業を行うため、人件費があまりかからないという理由から
制作会社より料金を安く抑えられます。
ただ、安さだけに注目して依頼するのでなく、
どれくらいの動画制作のクオリティがあるか過去の作品を見せてもらうのが大事です。
また、フリーランスの場合には得意ジャンルが限定されることもあるため注意しましょう。
動画制作全般をカバーする人もいれば
「音楽のプロモーション動画が得意」「アニメーションの動画制作しか対応していない」といった場合もあります。
依頼の際には目的と目指す動画の内容を明確に決めて、
対応が可能かどうかを聞いてみましょう。
■特定の作業だけで依頼できる
動画制作は企画構成から撮影、編集、修正、納品という工程で進みます。
フリーランスに依頼する側は、
予算の都合上、撮影のみやナレーションのみという特定の作業だけも依頼可能です。
「編集ソフトだけ持っているので撮影だけ頼みたい」「自分で撮影したので編集を頼みたい」など、
必要な部分だけの依頼に対応してくれることが多くなっています。
また、ナレーションのみやテロップ追加のみという依頼は、
動画制作会社で請け負っても人件費の方が高くなってしまい、
採算が取れないという理由から依頼を受けてもらえない場合もあります。
そうした場合に、特定の作業だけを依頼できるのはフリーランスのメリットです。
■細かい修正依頼もできて対応も早い
動画制作会社は各スタッフのスケジュール調整を組んで動画制作を行うため、
動画制作の途中で修正が発生すると、再度スタッフのスケジュール調整が必要になります。
スタッフの調整以外にスタジオの予約調整が必要となる場合もあり、
修正対応は大がかりになることがあります。
また日程的に修正が困難になったり、
修正ができたとしてもスケジュールの調整上対応が遅くなったりすることもあります。
逆にフリーランスの場合は個人で作業しているため、
撮影や編集の一部で細かい修正が発生した場合でも、
個人のスケジュール調整だけで済むため対応が早い傾向にあります。
ただ、修正は依頼される側にとっては追加の工数が発生しますので、
フリーランスの方であっても、できるだけ修正が発生しないようにしましょう。
依頼主として、しっかりと自分のイメージを伝えて動画制作のマネージメントを行うのも大事です。
また、動画制作会社はたくさんスタッフで動いているため、
追加で工数がかかるような修正依頼は、金銭的なトラブルになる可能性がありますので、
契約の段階から修正はいつまで対応可能かしっかりと確認して決めておきましょう。