「動画制作を依頼したいけれども、進め方がよく分からない!」という人もいるでしょう。
動画制作会社に依頼後、どのような流れで作業は進んで行くのか。
制作開始後、戸惑うことなく作業について行くためにも、事前にどのような流れをたどるのか分かっておいたほうがいいです。
ここでは、知っておきたい、動画制作の進め方についてお伝えします。
動画制作の進め方
動画制作とはどのように行われていくのでしょうか。
ここでは、気になる動画制作の進め方を紹介します。
STEP1.企画・提案
動画制作をする際、会社はまずお客様にヒアリングを行い、お客様の要望やイメージを伝えてもらいます。
この段階で、誰にどのようなメッセージを届けたいのかを具体化していきます。
その後、教えてもらった内容を基に、企画書(提案書)や見積書を作成します。
その際にヒアリングシートを使うかと思いますので、こちらも併せて確認するのをおすすめします。
企画や見積もりが通ったら、契約に入ります。
STEP2.絵コンテ(シナリオ台本)の作成
企画書の内容を具体化するため、絵コンテを制作します。
作成した絵コンテはお客様に確認してもらい、修正を繰り返します。
絵コンテを作成するなかで、誰がどの役を演じるかのキャスティングを決めたり、どの場所で撮影するかロケハンを行ったりしていきます。
台本が完成したら、スケジュール作成や機材調達など撮影準備を行います。
STEP3.動画撮影・データ収集
完成した台本をもとに、撮影を行っていきます。
一口に撮影といっても、動画の内容などによって、撮影場所や日数、参加スタッフ人数等は大きく異なってきます。
長編大作の場合は、何カ月もかけて撮影することもありますし、簡易的な場合は数人のスタッフで1日で終わるケースもあります。
撮影には依頼者であるクライアントも立ち合い、現場でOKかを確認します。
カメラワークや構図など、問題がないかチェックしていきましょう。
また動画内に、イラストやロゴ、スチール映像、図などを使用する場合は、別途、それらも用意しておく必要があります。
STEP4.動画編集
撮影終了後は、映像編集に入ります。
映像編集とは、撮影した動画をカットしたり、つなぎ合わせたりしながら、1つの作品へとまとめていくこと。
テロップや効果音をつけるなどして、より質の高い動画へと仕上げていきます。
編集した映像はクライアントにチェックしてもらい、クオリティーを高めます。
完成した映像に、今度はMA(注:録音スタジオでのナレーション収録等)を行っていきます。
ナレーション収録もスタジオを借りることもあれば、予算が足りない場合は、別の場所で行うこともあります。
映像に音声を組み合わせて、指定されたデータ形式に変換し、納品すれば完成となります。
動画制作は企画→撮影→編集といった流れで進む
動画制作の進め方は何となく分かりましたか?
動画は、企画、撮影、編集などさまざまな工程を経て生まれます。
その間、多くの人が関わり、一つの作品となるのです。
動画制作の工程は、後戻りできません。
ぜひ全体のフローを理解したうえで、「やっぱり動画を制作したい!」と思ったら、ぜひ動画制作会社に依頼してみましょう。