映像制作を行う上で注意しなければならない事項の一つに、「必ず表示できる部分を意識する」ということがあります。

例えばテロップなどで、一部のモニタでは表示できない部分に重要なものが表示されてしまうと、場合によりそれを認識できないということが起こり得ます。このようなことがないよう、映像制作にあたっては確実に表示できる範囲におさめる必要があるのですが、その安全領域のことを「テレビフレーム」略称として「テレフレ」と言います。

重要な事項をテレフレに表示するということはもちろんですが、特に映像の端に近い部分の演出や映像は、視聴する環境にによって表示される部分とされない部分がある、ということは常に意識しておく必要があります。