映像制作を行い、DVDなどのディスクとして完成させる場合に欠かすことのできない存在が「検証盤」です。通常、販売経路に乗せるために編集やエンコード、演出付けなどを経てオーサリングされたDVDのディスクは、プレス工場によって大量に生産されますが、その前に動作が正常であるかどうか、メニューなどに不具合がないかどうかを確かめる必要があります。
その確認のために作成するDVDのことを検証盤と呼びます。このディスクを用いて同じディスクを大量に作成しても問題がないかどうかを確かめるためのものであり、この確認の段階を経て生産体制に入った後には内容の変更はできないということになりますので、生産前にしっかりとしたチェック体制を作る必要があると言えるでしょう。