動画制作を始める際、ヒアリングシートを業者から渡される人も少なくないと思います。
では、動画制作におけるヒアリングシートにはどのような意味があるのでしょうか?
ここでは、ヒアリングシートについて解説しますので是非最後まで確認してみてください。
動画制作におけるヒアリングシートとは?
動画制作の初期段階で記入を求められるヒアリングシート。
ヒアリングシートは、いったい何を知らせる必要があって、書かなくてはならない書類なのでしょうか?
ここでは、ヒアリングシート内によくある項目ごとに解説します。
1.現状の課題、なぜ動画を作成しようと思ったのか
ヒアリングシートを作成する意図としては、まず動画作成の目的を知るためです。
企業が動画作成を考えるにあたって、「採用人数を増やしたい」「商品をもっとプロモーションしたい」など現状における課題や要望があると思われます。
それらについて、深堀りして、どのような動画を作成していくかを考えていきます。
2.ターゲット、ペルソナ
せっかく作成した動画を誰に見てもらいたいのか。
いわゆる、ターゲットやペルソナの設定です。
ターゲットとは、実際に見てくれる視聴者のイメージ。
20代前半の女性で趣味はアウトドアなど、ある程度範囲の広いものです。
対して、ペルソナは「そこにいる1人の人物」といった具合に、ドラマの主人公の設定を考えるようにかなり詳細にターゲット像をイメージしていきます。
例えば、20代前半のOLで趣味はアウトドア。週末は友達と釣りやキャンプに行くのが好き。現在、恋人募集中で、同じようにアウトドアが好きな異性と出会えないかと考えている、といった具合です。
ターゲットやペルソナを具体的に決めていくことで、より訴求力のある動画を制作することができます。
3.予算・納期
いつまでに納品しなくてはならないのか、そしていくらぐらい動画制作にお金をかけられるのか。
予算や納期の面においても、制作できる動画の範囲が限られてきます。
予算がふんだんに使える動画の場合は有名人の起用や特殊なCGアートを使用するもできますが、納期が迫っている場合は、いかにスピーディーに動画を納品できるかがカギとなってきます。
4.動画のイメージ、参考動画
どのような動画を作成したいのか、できれば具体的に「〇〇のような動画」といった成果物を見せたほうが、制作者とクライアントの間でイメージのすれ違いが起きづらいです。
「オシャレな動画」「可愛い感じの動画」だけでは、「オシャレ」や「可愛い」の定義が人によって異なり、完成品を見せられたとき「なんか思っていたのと違う……」となりがちです。
事前にいろいろな動画を視聴してみて、自分のイメージを膨らましていきましょう。
動画制作の進め方と流れ
実際にどのように動画制作を進めていくのかを知りたい方も多いかと思います。
流れを知っておくことで動画制作に必要なことを網羅的に確認することができるので確認しておくことをお勧めします。
以下の記事で動画制作の流れについて解説していますので、参考にしてみてください。
制作したい動画のイメージはヒアリングシートを使って詳しく伝えよう
動画制作において重要なヒアリングシート。
ヒアリングシートを使用することで、制作者側はクライアントの意図をくみ取りやすくなります。
ヒアリングが上手くいけば、満足のいく動画ができる可能性が高いです。
自分の希望に沿った動画を制作してもらうためにも、ヒアリングシートにはなるべく詳しく色々なことを書くようにしましょう。